概要
落石の危険がある斜面を、金網・ワイヤーロープなどの軽量部材等を使用し、斜面全体を覆うことによって、落石による災害を未然に防止する「覆式落石防止網工」とH鋼等による支柱を設置し、金網最上部を法面から離し、金網と法面の間にポケットを形成し、さらにその上部斜面からの落石発生の恐れのある場合でも落石防止効果が大きい「ポケット式落石防止網工」があります。
特長
- 施工性に優れ、短期間の施工が容易である。
- 地形の状況による対応性が高く、落石防止効果が極めて高い。
- 落石の条件により500型、1000型、1500型の3種類に区分してある。
- ポケット式の場合、落石発生部分が高所でも斜面全体を覆う必要がないので、部材が少なく経済的でもある。
- 一挙に自然景観を変えることがないので、周辺環境との調和を考慮した工法である。
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